晃潤について

鬱と自己破滅的な生活で人生の底辺を歩んでいた時、新しい物事の見方に気がつきはじめた2010年頃この活動を始めました。

禅の精神性や日本の審美学、もののあわれ(流転し続ける世界の中の儚い美)の概念を探求し、道教やストア派、新プラトン主義の哲学者の文献を読み出しました。そんな中、全てがある一定の方向を指していること、全ての瞬間における美に目を開くことで先に進む道が開けることに気がつきました。

私は晃潤(こうじゅん)という雅号を用い、自分の試みの背景にある考えを「ひかりを照らし心を豊かに潤す」を意味する漢字で表現しています。2019年から始めたマルチメディア制作活動を通して、ひらめいた豊かな心への道しるべとなる日常の中に垣間見える美の体験を捉え、瞑想していきたいと思っています。​

私が造っているのは、心のための道具類です。

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